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2025/11/07
第2章:色が教えてくれること 
~色には、心の声が宿っています。~

静かに制作に向かう時間。

ふとした瞬間に「あ、この色を使いたい」と感じることがあります。

それは、思考ではなく、感覚。

まるで、心が自らの声で“色”を選んでいるような感覚です。


VIVI AN サロンの冬の展示会

『わたしのコスチュームジュエリー物語り展 Vol.6』

今回のテーマは、女性画家《Marie Laurencin⦆

前回 Vol.5のテーマは《Gogh》

光と闇、情熱と孤独を合わせ持つ画家と、やさしさの中に意志を秘めた画家。

異なるようでいて、どちらも“自分を生きた”芸術家です。


ゴッホの代表作「夜のカフェテラス」や「星月夜」を思わせるイエローとインディゴの組合せ。


私自身、これまで選んでこなかった配色に、ゴッホへ想いを馳せながらチャレンジしました。



明るい光も、深い闇があってこそ輝く…。


「イエローとインディゴ」は、“光と闇のバランス”を教えてくれました。


外に向かうエネルギーと、内に沈む静けさのどちらも同じ自分の中に共存している。


ユングの“ペルソナとシャドウ”ように、相反する2つの側面を統合しようとする無意識の動きだったのかもしれません。


夢中で制作を重ねるうちに、この配色がすっかりが好きになっていました。


そして今回のマリーローランサンの世界は、ペールトーン。


“やさしさの中にある意志”というテーマが心に響いています。

マリーローランサンの淡い色は、決して弱い色ではありません。

やさしさの奥に、静かで強い意志を秘めた色。

ペールトーンの中に、グレーやブラックが静かに息づいている。

それはまるで、声を荒げずに自分を貫く人の姿のようです。


色を探ることは、心を探ること。


色は、私たちの内なる声を映す鏡のような存在です。

制作とは、自分との対話。

その過程で生まれた新しい自分の“色”こそ、次の作品を創る原動力になっています。

展示会開催日まで、マリーローランサンのペールトーンを纏いながら、自分の中の「やさしさと意志」を見つめていきます。


Vol.5で描いた“外向きの情熱”から、Vol.6では“静けさの中にある強さ”へ。

gris-gris c.jewelry らしく、どう表現できるかという試みです。

作品に込める想いは「自分を生きる人」への小さなお守りでありたいということ。

身に着ける人の中の“やさしさと意志”が、美しく響き合うように。


VIVI ANの物語りは、いつも“ひとつの色”から始まります。

どうぞ色の物語りの続きをお楽しみください。


enjoy life!想いをカタチに‼

人生は自分で創る物語り。


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わたしのコスチュームジュエリー物語り展Vol.6

テーマ:Marie Laurencinー静けさの中の意志ー

出展:gris-gris c.jewelry

   白川晴美

日程:12月10日(水)~16日(火)
   11:00~17:00

会場:VIVI AN サロン

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大阪市阿倍野区のカルチャースクール VIVI・AN (ヴィヴィ・アン)

住所
〒545-0053 大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-15-14
ジョイテル阿倍野303

最寄駅
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