TCカラーセラピー講座
2018/10/16
44のカラーストーリーNo.3~パープルからの連想/希少/Rare

TCカラーセラピーの44枚のアソシエーションカードから1枚選んで、感じたことを気ままに綴っています。
3回目の今日は「パープル 希少/Rare」
アソシエーションカードは、色が持つ基本連想とそれぞれの地域の代表的な思想による象徴を厳選してビジュアル化しています。
パープルから連想される「希少 」は、学ばないと判らない象徴の1つ。
このカードに描かれているのは、紫色の生地の上に貝です。



古代の西洋では、布を紫色に染めるのにプラプラ貝の分泌物を利用していました。
紫の染料1gを摂るのに2000個ものプラプラ貝を必要とするそうで、1個の貝からわずかな色素を抽出し布に染め上げるまでに、多くの人手と時間を必要とします。
当然高価なものなので、王、貴族、聖職者、政治権力者等の特別な人だけが身につけられる色となります。
この古代の紫色に対する色彩象徴からパープルのキーワードには、希少、高価、プライドなどがあるのです。

「希少」というキーワードを先日の伊勢志摩1泊旅行で体験しました。
志摩の宿での夕食は部屋食でした。
料理の途中で料理長から歓迎のご挨拶がありました。
いかにも寡黙で真面目な職人さんという感じの料理長のご挨拶は、とても丁寧でお人柄の良さがにじみ出ているのですが、人前で話すのがどうも苦手なご様子で、なんだか気の毒に思え(早く切り上げて大丈夫だよ)と心の中でつぶやいていました。
ところが、途中から口調がすべらかになりました。
「本日は、皆様へ私から伊勢湾『答志島トロさわら』の握りをプレゼント・・・」と言い始めた時からお顔の表情も明るく話されます。
3年前からブランド化への取り組みが始まり、今年10月4日に『答志島トロさわら』の宣言がされたそうです。
『答志島トロさわら』と名乗れるのは、1本釣りの天然さわら 脂肪含有量が10%以上で秋から冬にかけてが旬だそうです。
土地の良い物をブランド化するためのアイデアと努力、他には真似のできない希少なものを素材として扱う料理人のプライドを感じる一場面でした。
宣言された月、旬の10月という良いタイミングにレアな『答志島トロさわら』頂くことができてラッキーです。
かるく炙った『答志島トロさわら』の握りは、淡白な白身魚と、油が乗ったトロの両方の良いとこ取り。
口の中でとろける贅沢な味で、絶対人気出るはず。
来年10月にも訪れたくなる希少な味でした。


【2021年8月追記】
VIVI AN 個人セッションの名称は、enjoy life コーチングとなりました。
個々の悩みや問題に合わせて、解決へとナビゲートしています。
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~どんな時も自分で在り続けるenjoy life マインドをお届け~
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