先日届いた18個の利根柿。
おかずとして使い道があると発見して、これは?あれは?と実験のように楽しんでいる。
どんなオイル、調味料、素材とも合いやすいのが便利で、バター油炒めも美味しい。
投稿を見て、すりおろしてドレッシングに、豚肉で巻いてソテー、中華...等々沢山のアイデアを頂きました。
我が家では、お正月に紅白の「かきなます」として使うくらいでしたが、今秋は、オレンジ色が食卓を彩っている。
毎日の料理は、家に在るものの組み合わせからできる創作料理。
クラフト教室をしていて、よく耳にする言葉がある。
私には創作力がありません…
美的センスがない…
不器用だけどできますか?…等々。
どこまで本気で言われているのか計り知れませんが、創作できない人はいない。
センスの良し悪しは人それぞれの好みです。
デザイン力、創作力に関しては、0からスタートしようとするなら、ほとんどの人が無いと思います。
神がいるとしたら、無から創造できるのは神だけではないかな。
創作は組み合わせ。
例えば、ファッションデザイナーも新作を企画するときは、リサーチから始める。
トレンドカラーやスタイルを自社ブランドのコンセプトに組み入れて行く。
普段の料理もクラフトも思考も、なんでもありと思う。
常識や既成概念にとらわれず、在るものと在るものを組み合わせると、面白いモノが出来上がる。
頭の中で考えるだけでなく、手を動かしてみる、行動する。
動いているうちにまた新しいアイデアが出てくる。
外を歩くとアイデアがいっぱい目に入る、人と話をしていてもアイデアが出てくる。
そう、アイデアはそこら中に溢れているから、創作力、センスが有る無いではなく、カタチにするかしないかの差。
できない。無い。というのは、初めから、完璧を求める、失敗したくないという真面目な思いが強いのかもしれない。
失敗もOK。やり直せばいいだけで、失敗から面白いモノができる時もある。
こういうもの全てが創作の醍醐味だと思っている。