今回は「ブローチ」
ブローチは、一見「上級者向け」のアクセサリーに感じるかもしれません。
実際、私もブローチをあまり身に着ける習慣がありませんでしたが、この1年の学びを通じて、ブローチの魅力に心を奪われるようになりました。
ブローチの魅力とは?
✦着ける位置により、顔映りや全体のスタイリングが変わる。
✦コーディネートに「動き」と「奥行き」が生まれる。
✦肌に直接触れないため、アレルギーがある方にも安心して楽しめる。
ブローチは、他のアクセサリーにはない「自由度」と「遊び心」があるのです。
なぜ日本では馴染みが薄いのか?
日本では、明治時代まで着物文化が主流だっため、ブローチのような“ピンを使う装い”が身近ではありませんでした。
そのため、欧米に比べると、日常的にブローチを楽しむ感覚がまだ根付いていないのかもしれません。
さらに、学校の名札や職場でのネームプレートなど「左胸につける」という習慣の影響からかブローチも名札と同じ位置に着けがちです。
これでは、どうしても名札感がでてしまいます。
ブローチをお洒落にみせるには、着ける位置が大切なコツ
✦鎖骨あたりの位置に着ける
✦服のデザイン、体型などからのベスト位置がある
✦ストールや帽子など洋服以外のアイテムに使う
といったアレンジで、ぐっと洗練された印象になります。
小さな工夫から“こなれ感”が生まれ、ブローチを「名札」から「ジュエリー」へ・・・“日常を彩るアイテム”に昇華させます。
「どこに着けるか」もデザインの一部です。
鏡の前で着け方を色々試し、あなたらしい装いの中で、ブローチの魅力を存分に楽しんでみてください。
創るやりがい、装う喜び
今回のブローチは、この1年の「学びとやりがい」の象徴のような作品です。
デザイン、配色、立体感、素材選び…すべてに意識を込めて完成させました。
着け方で表情が変わる工夫も施しています。
実際に見に着けると、新たな自分に生まれ変わったような気持ちになれる…
それが、ブローチの持つ魔法なのだと思います。
次回は、セミナー第4回目の課題作品「イヤリング」をご紹介予定です。
どうぞお楽しみに。
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〒545-0053 大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-15-14
ジョイテル阿倍野303
最寄駅
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