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2025/11/22
第6章:白という名の静かな余韻
~Marie Laurencin のネックレス~

マリー・ローランサンの絵を眺めていると、いつも心を奪われる場所があります。


それは、女性たちの“首元”

そこに描かれた白い一筋のネックレスは、まるで肌の延長のように静かで消えてしまいそうなのに、なぜか忘れられない存在感を放っています。

控えめな光を潜ませながら、マリーの世界の“静けさ”と響き合い、女性たちの内側の光までそっと映し出しているよう。


その美しさを、gris-gris の視点で再解釈したホワイトシリーズが完成しました。

今回は、その中からネックレスをご紹介します。



白の中に潜む、多層の光


このネックレスは、白だけで構成した“白のレイヤー”を楽しむ作品です。


主役は、大粒のジャパニーズヴィンテージのバロックガラスパール。

ニュアンスあるフォルムに、気品ある静かな光が宿ります。


その間には、小粒のジャパニーズヴィンテージのガラスパール

やわらかい輝きで、大粒の白を支えます。

そして二つの“白”をつなぐのは、乳白色のぬくもりを含んだチェコヴィンテージのバロックガラスビーズ


白の濃淡、質感、光の纏い方。

そのすべてを少しずつ変えることで、シンプルな白い連に、深い奥行きと静かな個性が生まれました。

留め具には、肌なじみの良い柔らかなゴールドを。

白の静けさを壊すことなく、そっと支える役割です。

この留め具を前にして楽しむアレンジもおすすめです。



白とは、色のない色ではなく、すべての色を内包する色

ニュートンが示したように、白は、光のすべての波長が重なったときに生まれる“完全な色”

色が無いのではなく、すべての色を内包しているからこそ白に見えるのです。

白は“満ちている色”

控えめでありながら、どんな色とも調和できる強さを持ち、身に着ける人の「素の魅力」を引き出す色でもあります。


このネックレスは、その強さをそっと纏えるようにデザインしました。


シンプルでいて、たしかに息づく美しさ

マリーの絵の中の白いネックレスは、主張せず、ただそこに自然に在る。

gris-grisのネックレスも同じように、さりげなく、やわらかく、けれど確かに、身に着ける人の雰囲気を明るく照らす存在になってくれるはず。

白は、装いの“余白”でもあり、その人らしさをそっと浮かび上がらせる色です。


gris-gris c,jewelry のホワイトシリーズは、その余白に、ほんの少しの勇気、静かな意志を添えるためのもの。

新しい冬に手にして頂きたい作品になりました。


あなた:
チャット の発言:enjoy life!想いをカタチに‼

enjoy life ! 想いをカタチに‼

人生は自分で創る物語り。

gris-gris c,jewelry




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わたしのコスチュームジュエリー物語り展Vol.6

テーマ:Marie Laurencinー静けさの中の意志ー

出展:gris-gris c.jewelry

   白川晴美

日程:12月10日(水)~16日(火)
   11:00~17:00

会場:VIVI AN サロン

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大阪市阿倍野区のカルチャースクール VIVI・AN (ヴィヴィ・アン)

住所
〒545-0053 大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-15-14
ジョイテル阿倍野303

最寄駅
・JR「天王寺」駅東口より徒歩7分
・地下鉄谷町線「阿倍野橋」駅3番出口より徒歩5分
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