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2025/11/26
第7章:小さなイヤリングが灯す、小さな勇気。
コスチュームジュエリーは「身に着けるもの」であると同時に、ときに人を動かし、人生の小さなスイッチになることがあります。
作品を届けるということは、ただ“ものを作る”ことではなく、その先の“誰かの物語り”にそっと触れることなのだと、あらためて感じる出来事がありました。
ある日、初めての方から、
「作品を見てみたいのですが・・・」
というお問合せをいただきました。
きっかけは、gris-grisのイヤリングを愛用くださっているお客様。
その方が友人に褒められ「gris-grisよ」とご紹介くださったことから始まったそうです。
お問合せの女性は、イヤリングが好きなのに、なかなか「これだ」と思えるものに出会えなかった。
ところが、友人のイヤリングは心にすっと入ってきた、と。
しかも普段は家に籠りがちな彼女、ご友人の「たまには、お洒落して外に出ないと」という言葉に「展示会に行ってみたい」と、心が動いたのだと言います。
それでも一人で行くのは少し不安。
そこで、行動的な別の友人を誘い「まず場所の下見をしたい」というお問合せにつながったのでした。
ご都合良い日は、ちょうどモノツクリサロン「グラスアート」の日。
来て頂くことになり、ごあいさつの後「どうぞ、ご自由に着けてみてくださいね」とお伝えしました。
お二人は、イヤリングを手に取り、鏡の前で笑い合いながら、次々と身に着けては、その変化を楽しんでくださいました。
イヤリングをひとつ耳に添えただけで、パッと華やぐ表情。
ここに来るまでに抱えていた不安が少しずつほどけていくのがわかり、その明るさに胸がじんわりあたたかくなりました。
「出不精ですが、12月の展示会、ぜひ伺いたいです」
そう言ってくださった言葉が今も心に残っています。
紹介してくださったお客様にも、勇気を出して来てくださったお二人にも、心から感謝しています。
ひとつの小さなイヤリングが、誰かの日常を外へと連れ出す小さな鍵になること。
お洒落をすることで、心にそっと火が灯るーー
それが、作品をつくる喜びなのだとあらためて想いました。
今日は、そのエピソードの象徴になるような白とピンクの小さなイヤリングをご紹介します。

中心には、カットが美しく深みを持つプラムクオーツ。
その周りを囲むのは、淡い桜色を含むさくらバロックガラスパール。
白とピンクの“あいだ”をやわらかくつなぐグレーピンクの小粒ガラスビーズ。
動くたびに余韻を奏でるのは、同じバロックガラスパール6㎜と8㎜。
本体とのサイズのグラデーションが、軽やかさを生み出します。
ハスケルと同じ真鍮ベースが、“クラシックな芯”を与えてくれます。
やさしい色調のなかに、たたずむ強さと静けさのあるイヤリング。
あの日。
ひとりの女性を外へ連れ出した小さな輝き。
その余韻を、この作品に託して。
12月展では、たくさんの作品とともに、ゆっくりお話しできる時間をご用意しています。
ひとつのイヤリングが運んでくれた“小さな奇跡”のように、また新しい物語りが始まりますように。
enjoy life!想いをカタチに‼
everyday, 心強い相棒。
人生は自分で創る物語り。
その物語りの中に、gris-gris の作品が、そっと添えられますように。
•┈┈┈┈┈┈••✦☪︎✦••┈┈┈┈┈┈•
【わたしのコスチュームジュエリー物語り展Vol.6】
テーマ:Marie Laurencinー静けさの中の意志ー
出展:gris-gris c.jewelry
白川晴美
日程:12月10日(水)~16日(火)
11:00~17:00
会場:VIVI AN サロン
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大阪市阿倍野区のカルチャースクール VIVI・AN (ヴィヴィ・アン)
住所
〒545-0053 大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-15-14
ジョイテル阿倍野303
最寄駅
・JR「天王寺」駅東口より徒歩7分
・地下鉄谷町線「阿倍野橋」駅3番出口より徒歩5分
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